新刊
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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ひらいて びっくり! のりもの のりもの

ひらいて びっくり! のりもの のりもの

  • 絵本
作: 中垣 ゆたか
出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,430

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作品情報

発行日: 2019年02月28日
ISBN: 9784033329000

出版社のおすすめ年齢:3歳〜
25cm×18cm/44ページ

みどころ

子どもにとっての「はじめて」と言えば、色々あるけれど。自分たち姉弟だけでおばあちゃんの家に行く、というのはかなりの冒険です。しかも、のりものを乗り継いで行くというのです。

「いってきまーす!」

元気に家を出発したのは、しっかり者の姉のゆうちゃんと、のんびり屋の弟こうちゃん。ゆうちゃんはちょっと心配顔、責任重大ですものね。

最初に乗るのはバスです。あわてて乗り込むと、バスの中には沢山のお客さん。おばあちゃんが話しかけてくれます。ちゃんと降りられるのかな。

次に乗るのは、なんとフェリー。乗り場に着けば見上げるほど大きな船。観音開きのしかけをめくれば、目の前に広がる大きな海! フェリーの先頭って気持ちいいよね。ふたりはお弁当を食べます。

順調に見えるふたりの旅ですが、ゆうちゃんがこまり顔。次に乗る電車の駅の場所がわからなくなっちゃったのです。泣き出してしまったゆうちゃんの横で活躍してくれるのが、意外にも……!?

ちょっとしたハプニングはつきものですが、ふたりはちゃんと頑張ります。本当は緊張する道中のはずだけれど、中垣ゆたかさんの描くポップな絵と細部に渡る遊びゴコロたっぷりな画面からは抜群な楽しさが伝わってきます。そして何よりも。やっぱりこの冒険のメインは電車です。先頭車両に立って、大きく開くしかけをめくれば……

「ゴーーゴーーゴーー!!」

予想をはるかに超えた迫力(!?)でトンネルの景色がせまってきて。読んでいる子どもたちだって、きっとドキドキしてるはず。これこれ、やっぱり電車の旅はやめられないですよね。そして、やっとその先に見えてきたのは…「おばーーちゃーーん!!」みんなもこの絵本で一緒に「のりものの旅」を楽しんでみてね。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

ひらいて びっくり! のりもの のりもの

ひらいて びっくり! のりもの のりもの





出版社からの紹介

しっかりもののゆうちゃんと、のんびりやのおとうと、こうちゃん。
はじめてふたりだけで、おばあちゃんちに行くことになりました。

おばあちゃんちは町のむこう。いろいろなのりものに乗ってむかいます。
こうちゃんのだいすきな電車にも乗れるかな?

大きく開くしかけで大迫力! おはなしもしかけも楽しいのりもの絵本。

ベストレビュー

のりもの大好きな子、あつまれ〜〜!

ひらいてびっくり!というタイトル通り、
絵本の両開きのページが次々登場するので、
お話の世界にどんどんひきこまれます。

のりもの好きの子どもたちは大喜び♪
でもそれだけでは無いのが、この絵本の魅力。
中の様子が楽しめ、乗っている人たちの表情を見ながら
会話しながら読み進むのも、とっても楽しいです!
個人的にはラストの場面が好きで、
ちょっぴり昭和レトロも感じたり。。

そして主人公の姉弟と一緒に旅気分♪
トンネルが出てくる場面があるのですが、
圧巻の迫力!!
こういう表現もあるのか・・と大人もうなります(笑)

作者の中垣さんがすみずみまで心をこめて描かれている魅力は、子どもたちからの「もういっかい!」の声ですね♪
(アッコちゃん♪さん 50代・その他の方 )

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