ある ゆきの よるに、げんどうせんせいは 五つごの しゅっさんに たちあいました。ふゆが あけた ある ひ、せんせいのまえに あらわれたのは……。
ある寒い雪の夜、医者のげんどう先生はめずらしい五つ子の出産に立ち会い、しかも貧しい夫婦からお代はもらわずに帰ってきたという夢を見ます。冬が明けたある日、きつねの親子が目の前に現われ、げんどう先生にお辞儀をして山へ帰っていきます。両親とかわいい五つ子のきつね一家。 「おまえたちだったのか!」げんどう先生は幸せそうにほほえんでいいました。
このお話は、私の知らない「むかしばなし」でした。有名なお話なのでしょうか。
雪の夜に起こった、夢か現実かわからない不思議な出来事。でも、最後に「答え合わせ」がある展開。読んでいてほっこりするむかしばなしらしいお話でした。おもしろかったです。 (さくらっこママさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子5歳)
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