フランシス・カマルツは誕生日の夜、第2次世界大戦中にともに戦った仲間や家族への思いが胸に去来しはじめる。もともとは戦争には反対で、兵役を拒否していた。しかし、弟が戦死したとき、自分ができることをしなければと、軍隊に入隊。ナチスドイツに支配されたフランスを解放するため、レジスタンスを支援する工作員として活動しはじめたのだった。モーパーゴがずっとあたため続けて来た題材、叔父の生涯を物語化!
モーパーゴが長年温めていた叔父の生涯の物語。
第二次世界対戦の中で、波乱にとんだ活動はモーパーゴにとって刺激的だったのでしょう。とても読みやすく断片化されているのが、欠点でもあるような気がします。
この本で紹介されているトピックスが、長編となって歴史の中に入り込んでいったら、もっと深いものになるように思います。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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