自然写真家の著者が感じるカエルの減少。 日本列島のカエル全48種のすみかを訪れて観察し、減った理由を探ってみると……。
隅から隅まで、とにかくカエルの写真がいっぱい出てきます。
可愛いか可愛くないかと言ったら、やはりリアルなカエルなので、ちょっと苦手かも・・・と思わなくもありません。
けれどカエル達が一生懸命生きている姿、子孫を残すための工夫などを読んでいると、不思議と見ていられるのです。
とにかくたくさんの種類のカエルが登場するので、文章をよく読まないと違いが分からないこともありますが、似ているようでちょっと違うカエル達を見ているうちに、様々な姿が剽軽に見えてくるようになります。
絶滅が心配されている種も多くあるということなので、頭から毛嫌いせず、よく観察してみることからはじめ、人間がこの先自然界に対してどうしていくべきなのかを少し考えさせられるような気持ちになりました。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子10歳)
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