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八月、夏休み。五年生の美貴は、働くお母さんのかわりに料理や洗たくをして、毎日を家ですごしていた。美貴には、夏休みに遊ぶような仲良しの友達はいない。学校でも、だれとも友達になりたくないと思っていた。それには理由があって......。現代の子どもを取り巻く問題と、子ども自身の繊細な気持ちを深く描き出した、傑作児童文学。
小学校中高学年くらいのお子さんの読書にぴったりに思います。
子供目線での心理や心境がよく描かれています。
ページ数も130ページほどなので読みやすいと思います。
誰にも少なからず色々想うことがあるんだなぁ、と共感できるお子さんも多いのではないでしょうか。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子12歳)
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