落ち込んだときの「くよくよ」強い陽射しの「さんさん」歩く様子の「とことこ」など、日本語にはたくさんの「オノマトペ(擬態語・擬音語・擬状語など)」があります。 子どもにとって親しみのあることばでもあり、ゆたかでたのしいオノマトペの世界を、イラストで解説。オノマトペがもつニュアンスを、見た目で体得し、似た意味や反対の意味を持つオノマトペとくらべることで理解を深めます。楽しみながら語彙をふやし、言葉に対する感覚(=語感)をみがくために役立つ国語のシリーズです。特に本書では、「聞いたことはあるけど使ったことない」ようなオノマトペを多く掲載。近代文学の用例も多数紹介し、作文や日記などで、表現の幅が広がります。
日ごろ気持ち感情を表すオノマトペの多いことと、オノマトペだけで相手とコミュニケーションしていることの多さを、改めて実感しました。
集録されている以外にもオノマトペは溢れていて、微妙なニュアンスの違いを理解していないと、空気が読めなくなってしまうような気がします。
でも、解説されている用例と、ちょっと違う使い方もあるようで、ますますややこしいと感じています。
でも親しいからこそ成り立つオノマトペかもしれません。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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