平安時代の二大女流作家が学習まんがに!
累計300万部突破の「小学館版学習まんが人物館シリーズ」。新刊として、清少納言と紫式部が登場しました。 二人が亡くなってからおよそ1千年。『枕草子』『源氏物語』の作者というだけでなく、ともに百人一首に歌を残している二人の視点で、華やかな朝廷でくり広げられた恋愛や政治のドラマを描きます。 ともに歌人の娘に生まれ、宮仕えに出ることになる清少納言と紫式部。高貴な貴族との恋愛や、女房達とのしがらみ、仕えた中宮とのエピソード、藤原氏の栄華等を、少納言、式部それぞれの歌や作品の一節を織り込みながら紹介します。 百人一首に取り上げられた和歌もまじえて、平安時代の国風文化や藤原氏の摂関政治についてもわかりやすく解説しているので、日本史の勉強にも役立つ一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】 清少納言は帝の后(中宮)・定子に仕え、紫式部は定子の後の中宮・彰子に仕えています。二人が同じ時期に宮中にいたことはなかったはずですが、紫式部は『紫式部日記』の中で、「清少納言は得意顔でえらそうにしていた」というようなことを書いています。後から宮中に入った式部は、少納言のことをライバル視していたのかもしれません。 そんな二人の女性キャラクターを、『抱きしめたい!』『OrderーMade』などのヒット作を産みだした高梨みどりさんが、するどい視点から描き上げてくださいました。
清少納言、紫式部、二人の女性の生き方を宮廷を舞台にして描かれています。
本の作者という姿は一部分に過ぎず、宮仕えをしながら、恋もして子育てもして・・・と現代の女性にも通じるような部分もあるのだなぁと思いました。
作品の内容は知らなくても楽しめるとは思いますが、清少納言、紫式部を人物として少しは知っている方が、より楽しめる内容ではないかと感じました。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子12歳)
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