ぼくの町のはずれには、だんご山と呼ばれて親しまれている山がある。 ある日そこにテーマパークができることがわかり、子ども達は大喜び! だけど、おじいちゃんは大反対!「ありのままの自然を守らなければならない」って。 たしかに山がなくなるのはいやだ……。でも……。子どもたちは考える。本当に大事なものは何なのかと。 おおぎやなぎちかさんの新境地の物語と、佐藤真紀子さんの暖かい絵がひとつになり心打つ児童文学が生まれました。
絵が佐藤真紀子さんだったので、借りてみました
おもしろかった!!!
最初に、だんご山とぼくの町の地図があり
主な登場人物の説明がきちんとしていて
小学4年生のイッキのクラスのメンバーになった感覚で
楽しめます
楽しめるというより、考えさせられます
宅地開発、テーマパーク造成と自然の関係
ねこの避妊手術とはー
妹が生まれるということーという命のこと
他にも、いろいろな要素が含まれています
私が凄い!と思ったのは
だんご山の野草や木の実を使って
パンやクッキーをつくって生計を立て
孫を育てているユリさんのこと
実は、イマドキのおばあちゃんだった!!(笑
ひとりひとりが、いい仕事をしていて
活躍し、交流しているのが
すてきです (しいら☆さん 50代・その他の方 )
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