わたし、清少納言。 キラキラ女子が集まる宮中で、 大好きな中宮定子さまにお仕えしている。 そして、思ったことを定子さまに頂いたノートに書きとめているの。 例えば、好きな本の続きが読めるとうれしい! とか、 恋バナって女子の友情が深まるよね! などなど……。 周りの人たちも「わかる!」「私も同じ!」って言ってくれるんだ。 もっとたくさんの人に読んでほしいって思っていたら、 突然、目の前にウサギが現れて――!? 「ナゴンちゃんのお話、みんなに届けてあげる!」 って、言い出したの! いったいどういうこと!? この子のこと、信じていいのかな……?
「春はあけぼの……」でおなじみ、 一度は読んでおきたい名作、はじめての一冊。
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