大分県由布市にある廃校をアトリエとして活動中のザ・キャビンカンパニーさんの作品です。 ザ・キャビンカンパニーさんの絵本といえば、『だいおういかのいかたろう』や『しんごうきピカリ』など、ユニークなキャラクターが魅力ですが、今回のおはなしは、満月の夜にきつねとたぬきが登場します。
きつねとたぬきと言えば、やっぱり「化け」ですよね。 山の上で対峙したばけぎつねとばけだぬきは、どっちがこわいかを決める「化け合戦」をはじめました。
いよいよはじまった化け合戦。 どちらが勝つかはあなた次第。 そう、あなた次第です。
上、中、下に分割されたページをそれぞれめくることで、別々に描かれた絵を組み合わせ、 きつねとたぬきをいろんな顔に化けさせることができます。
その数、なんと686通り!!
しっくりくるものから、変なものまで、いろんな組み合わせで怖い顔を作ってみましょう。 あなたが「これだ!」と思う組み合わせがきっと見つかるはず。 むしろ、見つかりすぎて困っちゃうかも。 さて、勝負の行方は果たして……?
(近野明日花 絵本ナビライター)
満月の夜、きつねとたぬきの化け合戦がはじまった! どちらがこわいか、いざ勝負。3分割の仕掛け絵本で、自分で、こわい顔を作れます。なんと686通り。一人でも、友達同士で見ても楽しい絵本。
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