第1章は、6人の吃音(きつおん)・チック・トゥレット症候群の子どもが登場。よくある事例を中心に、どうすればみんながうまくいくのかを考えながら、わかりやすく障害の特性を紹介する。 第2章は、吃音・チック・トゥレット症候群がどんな障害なのかをくわしく解説。
人にはそれぞれ話し方のクセがあったり、方言などからくるイントネーションの違いがあったりするものなので、人の話し方に難癖つけるような気持ちは持たない・・・と大人なら思う人も多いでしょう。
けれど子供の考え方はシンプルでストレートで、「みんなと違う」=「おかしい」になりがちです。
この公式に当てはまってしまうような症状を持つ人達は、さぞ話すことに苦痛を感じてしまうのでしょう。
そのことをもっと知って、お互いに明るい気持ちで接することが出来るようになろう、というのがこの本の趣旨です。
思っている以上に、様々な症状で会話に困難を感じている人がいるのだということを初めて知りました。
世の中にはこういう人もいるのだということをもっと理解しあい、この先社会に出た時に多くの人達を受け入れられるように、子供のうちから知識として学ばせてあげたいと思う内容でした。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子11歳)
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