ふしぎのたねと、子うさぎと、男の子、それぞれが別々の物語として同時に進行しながら、最後にぴったりと結びつきます。生き生きした喜びに満ちあふれた絵本。
3つの主人公(種、うさぎの子、男の子)の別々のお話が、同時に進行して進んでいきます。
最初はそれぞれ関係ないお話と進んでいる感じなのですが、途中からそれが交差していきます。
だからちょっと不思議な感じがします。
お日様がぎらぎら照っている砂漠の中、お母さんが植えた種は干からびそう。
こうさぎは小川を渡って迷子になっており、
子どもは暇をもてあまし中。
そこへ大雨が降って・・・・
川が増水して戻れなくてなったこうさぎ。
でも子供が何気なくしたある行動が・・・
もしかしたら私たちの日常でも、そういうことがあるのかもしれないなあと思ちゃうのです。
それぞれ違う24時間を過ごしているけど、
実はそこで何らかのかかわりが生まれているのかも。
そんなことを感じた絵本でした。 (Sayaka♪さん 20代・ママ 男の子5歳)
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