虫たちの村に冬がきて、皆で暖かい布団を探しに出かけます。ががいもの種を見つけて帰る途中、雪が降り出して、さあ大変!
虫たちの住む「やなぎむら」に冬がきました。柳の葉っぱで作ったやなぎハウスで一緒に冬越しをしている虫たちは、すきま風が冷たくて暖かい布団を探しに出かけます。野原でガガイモの大きな種を見つけて運んでくる途中、雪が降り出しますが、のねずみのチューペイさんが引っ張ってくれて、無事やなぎハウスに到着。パカーンと割れたガガイモから大きなふわふわの綿毛がいっぱい飛び出して、暖かいふわふわふとんができました! さあ、これで寒い冬も大丈夫。 野原のやなぎむらに住む虫たちの世界を美しく繊細な色鉛筆画で描いた「やなぎむらのおはなし」シリーズは月刊絵本「こどものとも」で出版されたときから、子どもたちに大人気でした。読者の要望に応えて『サラダとまほうのおみせ』『ほたるホテル』『きんいろあらし』と、次々に傑作集化されましたが、『ふわふわふとん』でやなぎむらの春夏秋冬のお話が揃いました。
さむいさむい今の季節におすすめの絵本です。
小さい虫たちが寒々しい自然中を、おふとんを探しに旅に出るお話です。
とちゅうの霜柱や雪がとっても寒そうで見ていてぶるぶるしました…。
でも最後はあったかい「おふとん」に出会えます。
読んでいて最後はあったかい気持ちになれました。 (りえちゃんママさん 30代・ママ 女の子5歳)
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