子ども達に大人気の絵本が、大人数での読み聞かせにピッタリのビックブックになって登場です。
この絵本に出てくる王様は、身の回りにあるもの、食べるもの、何でもしりとりに並んでいないと気がすまないくらい、しりとりが大好きなのです。 そんな王様だから、食事の時間、家来たちはいつも大変。 「こんやは サンドイッチから たべるぞ!」と王様が言ったら、「サンドイッチ」、「ちくわ」、「わかめ」、「めだまやき」…と、しりとりになるように料理と作って、出していかなければならないのです。 しかも最後はいつも王様の好きな「プリン」と決まっています。もし、「ラーメン」なんかでしりとりが終わってしまったら、とたんに王様は怒って、暴れだしてしまいます。 そんな、王様をちょっぴりこらしめるために、家来たちは、ある朝ごはんのときに一計を案じました。 はたして、その策とは……?
しりとりは、語彙が増えてくる年齢の子どもが楽しみながら言葉を覚えていくのにピッタリの言葉あそびのひとつ。 しりとりに熱中している王様の姿は、まるで自分の友だちのように子ども達の目には映るのではないでしょうか? 絵の中には、食べ物以外にもしりとり順に並んでいるものがあって、指で示しながら「おうさま…まど…じゃあ、これはなに?」と親子でしりとり遊びをしてみるのもオススメです。
(木村春子 絵本ナビ編集部)
人気の絵本の大型判です。読み聞かせに便利な別冊テキストもついています。大勢の子どもたちとしりとりを楽しみながら、読み聞かせをしてみてください。しりとりが大好きな王様は、デザートに好物のプリンを食べることができるでしょうか?
先日、図書館祭りがあり、昨年から参加している、ボランティア同士の情報交換サークルが、お話し会をすることになりました。
図書館側の要望で「トキ」が出てくる紙芝居をひとつ、あとは今まで読んだことのない大型絵本の中から3冊選んで読むことになりました。
その中で、トリに読んだのがこれ!
表紙からしりとりが始まっているので、子どもたちのウケもいいです♪
表紙の「こけし」や「しお」、本文中の「マント」や「すいそう」「うえきばち」や「ちきゅうぎ」など、ちゃんとわかるかなあ?!わからなかったらヒントを入れて・・・なんて、心配もよそに、みんなちゃんと答えてくれました。
しりとりが大好きな王様のわがままぶりもお茶目で、家来たちのとんちの聞いた仕返しもユニーク。
小さい子から大人まで楽しめるストーリーだと思います。
サクラとして連れて行った、次女と次女の友達(小3)も、この絵本が一番おもしろかったと言ってました。
この絵本で、私は、初めて読み手(ナレーター)をやったのですが、最初の読み合わせの時に、先輩方に「もっと〜した方がいい」とか「〜はしない方がいい」とか、たくさんアドバイスをいただきました。
今まで、読み聞かせの講習などを受けたこともなく、独学で少し専門書を読んだだけなので、生のアドバイスはとても勉強になりました。
我が子に読む楽しみ、学校の子どもたちに読む楽しみに加えて、仲間たちと配役を決め、練習して、図書館で読む楽しみもでき、ますます充実した絵本ライフを送ってます♪ (ぼのさん 40代・ママ 男の子15歳、女の子13歳、女の子8歳)
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