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ニュートン、ダーウィン、小柴昌俊…歴史に残る発見や発明をした科学者の実験室はどんなだった? 資料にもとづいた緻密なイラストで道具や部屋を紹介し、研究内容を解説する。科学にふれる第一歩に最適のシリーズ。
2020年刊行。古代〜現代までの有名な科学者と世界に大きな影響を与えた発見・研究などを紹介する学習絵本。
人間が住んでいる地球について大きさや構造、生き物などを調べ、星について調べ、宇宙について調べていく流れが、ユーモアたっぷりのイラストを見ているとわかる。
文章を読んで理解するタイプではなく、絵を見ながら、「理屈はよくわかないけど、なんだかこんな感じ」でなんとなくわかってしまう気持ちになれる。読解力がなくてもいいので楽。
本書の趣旨とはあまり関係ないが、各科学者の「実験室」内の内装、家具、小物、ファッションなどの描写が秀逸。
たくさんの資料を参照して、当時の様子を再現したという。
個人的には、お茶が好きなので、ダーウィンのお部屋にあるティーポットに大注目。陶製のポットの下に、ポットウォーマーらしきものがある。蝋燭の火でお茶を保温する器具だと思うが、詳細は分からず。
インテリアやファッションなどに注目して見ていると、当時の雰囲気や流行、電気がない時代の生活が想像できて楽しい。
計算の仕方や、考え方なども、図解されている。
科学者の頭の中ものぞける気がして、楽しい本です。
ゆっくりと画面をいろいろ見ながら想像を膨らませて楽しみたい。 (渡”邉恵’里’さん 40代・その他の方 )
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