大著『金枝篇』で世界に衝撃を与えた人類学者の壮絶な学者人生と秘められた私生活。 人類学的には過去の古典的名著にすぎないと評されてきた『金枝篇』は、いま、文学として読み直され、なおも色褪せぬ魅力を放ち続けている。当時の出版事情や人間模様、悪妻とも評された妻との結婚生活まで。未公開書簡や日記も満載した画期的評伝。英国ベストセラーの初邦訳、待望の文庫化。 フレイザー愛読者、必読の書!
【下巻 目次】 第9章 ボールドウィン・スペンサー、アンドリュー・ラング、エドマンド・ゴス 第10章 『金枝篇』第二版 第11章 ヘブライ人の世界 第12章 『王権の歴史についての講義』とリヴァプール 第13章 フレイザーとマレットの批判 第14章 『金枝篇』第三版 第15章 王の誉れ 第16章 古典への回帰 第17章 余波 訳者あとがき (玉井 ワ) 文庫版訳者あとがき (玉井 ワ)
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