見開きいっぱいに広がる草原が舞台です。 ここは、ライオンが暮らすところ。
ライオンの赤ちゃんが生まれたようです。 小さくて、まだ目も開いていなくて、立つこともできないけれど、一生懸命、鳴いているみたい。 生まれたときは、体の大きさは30pくらい、1200gぐらいの重さ。 目が見えるようになるまで、7日くらいかかるんだって。
母さんライオンが、ぺろんぺろんと赤ちゃんをなめます。 赤ちゃんは、ごくんごくんとおっぱいを飲みます。
それから少しずつ大きくなっていくライオン。 母さんライオンとともに、群れに入り、狩りを学び、それからひとり立ちへ。 その様子が、写真とわかりやすい簡潔な解説で紹介されています。
小学校1年生の国語の教科書に登場する動物たちをとりあげたシリーズの1冊。巻末には、イラストページでもっと詳しい解説が。特徴や、体のおおきさ、住んでいるところ、寿命や食べもの、どんなふうに暮らしているかなど、いろいろなことがわかります。ライオンのことがわかったら、ほかの動物の赤ちゃんと比べて違いを学ぶ、「くらべよう!」のコーナーも。動物のことがもっと知りたくなる一冊です。
(絵本ナビ編集部)
小学校1年生の国語の教科書(下巻)の、「どうぶつの赤ちゃん」(光村図書)「子どもをまもるどうぶつたち」(東京書籍)に登場する動物たちをとりあげたシリーズ。生まれてからひとり立ちするまでを写真とストーリーで構成。教科書にも多く取り上げられている詩人の木坂涼さんによる文章は、いきいきと動物の赤ちゃんたちの生きる姿を伝えます。イラストページでは、くわしいデータや生態を紹介。写真で見せにくいことがらもイラストで解説します。生まれてくるときの育ちの状態の違いや、成長のスピードの違いなど、各巻を比べることで、より深く動物たちを理解することができます。巻末の「くらべよう!」ページは、授業でそのまま使える、書き込み式のワークシートです。 1巻目、「ライオン」では、生まれたての赤ちゃんの姿が必見。群れの中で、皆に守られつつ、りっぱに成長していくさまがえがかれます。
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