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南極にすむウェッデルアザラシ、亜南極のキングペンギン、小笠原のマッコウクジラ。私たち人間が直接観察することのできない深い海の中を泳ぎまわる動物たちは、どうやって生きているのか? 彼らの生活はほとんど解明されていませんでした。長らく謎につつまれてきた海の動物たちの行動を、小型のカメラや速度計、深度計を動物の背中にとりつけて調査する「バイオロギング」があきらかにします。
表紙のブルーの色合いに惹かれ、手に取りました。
南極のアザラシ、ペンギン、小笠原のマッコウクジラたちの、海を潜るスピードや深さ、泳ぎ方、ルートなどがていねいなイラストで語られます。
ここで語られるのは、「バイオロギング」という動物に小型の記録計を取り付けて調べる方法でわかった事実です。
深い海のことは目にすることはなかなかできませんが、この本を読むと、海の世界を間近で見せてもらっているようで、感激しました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子12歳)
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