「小学校英語を仕切り直す」 ただでさえ問題を抱えたまま、今年度から教科となった小学校の英語が、コロナ禍の影響でまともなスタートができていない。 3密を控える教室では、一体どのような外国語の授業が可能なのか。不安定な状況に置かれた現場の実態はどうなのか。 その中でも、子どもの最善を考えた実践とはどのようなものなのか。 そうした問いについて、各地の小学校の先生方へのアンケートや、関わる先生方の座談会、そして二つの実践報告から見つめ、考えたい。 また、このような時にこそ、小学校英語を普遍的なビジョンを持って見直すことが求められるのではないかと考え、 その示唆を鳥飼玖美子氏の視点から得たく巻頭論文をお願いした。
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