ここはとある日本の町、「大根古(おおねこ)町」。ある日、小学4年生の遠矢は幼なじみ・真理恵のたのみをことわれず、オンボロ屋敷のふしぎな猫じゃらしをとってしまう。実はその猫じゃらしは、街の猫たちが大切に大切に育ててきた、特別な猫じゃらしだったのだ…。その夜、「つかまえたよ。さあ“おまざりさま”のところにいこう」とまっ黒な大猫が遠矢を連れにやってきた!町の猫たちが崇める「猫神“おまざりさま“」のさばきの前に引っ立てられた遠矢は、猫じゃらしを盗んだことをつぐなえ、と言い渡される。「おまざりさま」が気に入るであろう、「3つのおくりもの」を持ってくれば、ゆるしてくれるという。「おまざりさま」の呪いによって猫になった遠矢は、個性的な猫たちに助けられながら「3つのおくりもの」探しに奮闘する。そして、猫たちにとって価値のあるおくりものとは何なのかを知っていく……。
シリーズ2作目です
廣嶋さん作の
「銭天堂」とは違うけど
猫神様は、紅子さんの雰囲気にも似ているような(笑
猫も人も住みよい町って、いいですね
猫と人間の関係だけでなく
あまりよく思っていなかった子と
友達になっていく様子や
知らないところでの友達の様子を
飼い猫から聞くことになってみたり
それ以上に、近所のおばあちゃん、菊子さんとの
関わりがなんとも不思議です
不思議だけど、納得できる感覚になっちゃうんです
このコロナ禍、なかなか
「関わり」が持てない社会状況です
なんとか、本の中の
例え「おはなし」でも
「関わり」の大切さに気付いて
いろいろ考えてほしいと願います (しいら☆さん 50代・その他の方 )
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