自分のおこづかいを使って1200枚のマスクをつくった女の子の話。
ひめちゃんは、みんなとおなじふつうの女の子。。 ある日、マスクが買えなくてこまっているおばあちゃんを見て思いました。 「あたしにできることってホントにないの? あたし、マスクぐらいならつくれちゃうんじゃないかしら」 やる気満々だけど、じつはぬいものが苦手なひめちゃん…… さて、ひめちゃんのマスクは完成するのでしょうか? こころやさしい女の子の活躍を、人気絵本作家が描いた感動の実話。
つい先日、この絵本に出会いました。
主役の彼女の事はニュースでなんとなく知っているだけでしたが、この絵本と対談読んでよりよく知れました。
絵本はユーモア溢れていて、クスッと笑える要素もありながら大切な人間の繊細な心も描かれていてとても興味深いと思いました。
絵本ですから、作家の自由な表現方法でのびのび描かれていますし、素敵だと思います。
のぶみさんの他の作品にも最近初めて触れたのですが、胸をギュッと締め付けられるような残酷な部分も、のぶみさんらしく絵本らしく、小さな子にも分かりやすく描かれていて、優しさが伝わってきます。
私には子供がいるのですが、子供が最初にのぶみさんの作品を大好きになり、私も知ることが出来ました。
ネット社会になり、多方面からいろんな意見を書き込める様になりました。
人それぞれに価値観が違い、さまざまな意見があると思いますが、その先には自分と同じ人間がいて、その人のことを思いやりながら発信しないといけません。
表現は自由です。
芸術は自由です。
それをわざわざ悪い点を見つけて攻撃するような発信はダメですよね。
思いやりを持って、自分が同じ言葉を投げられたらどう思うかを考えて欲しいものですね。
世界が平和になりますように。 (sachimokaさん 40代・ママ 女の子7歳)
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