シングルマザーの母親の仕事の都合で、ナナは中学卒業後に渡米した。高校生活は4人の仲間とバンドを組んで、演奏に明け暮れる。日本の大学に入学を決めた彼女は、4人と卒業旅行を企画するが、ある事件がおきて計画は中止となる。 それから1年半がたち、事情を知らされないナナは、いまだ果たせていない卒業旅行を実現するため、再びアメリカに向かい、バンド仲間一人一人を訪ね歩く。 『ある晴れた夏の朝』の著者が、若者の姿を通して現代のアメリカ社会の実相を描くYA小説第2弾。
グローバルなお話でとても面白く思いました。
今はコロナ禍でなかなか海外との行き来もできない状況なので、こういう本の中で何かを思い感じるのもいいかも知れませんね。
卒業シーズンを迎える時期に中高生に読んでほしい、そんな1冊にも思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
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