ここは、アフリカのサバンナ、シマウマが暮らすところ。 おなかの大きなシマウマがいます。 あ、赤ちゃんが生まれましたよ。
シマウマの赤ちゃんは、生まれてすぐに立ち上がろうとして、30分ぐらいで立って、1時間ぐらいで歩けるようになります。 それに、目も見えるし、耳も聞こえるし、たてがみだって生えているんです。 次の日には、走れるようにもなって、硬いひづめで大地をけって、元気に走り回ります。 シマウマは、チーターやライオンなどに狙われるので、群れになって暮らしています。 みんなで川を渡ったりして、草があるところに移動することも。 そうして、少しずつ大人になっていくのです。
小学校1年生の国語の教科書に登場する動物たちをとりあげたシリーズの1冊。巻末のイラストページでは、特徴や、体の大きさ、住んでいるところ、縞模様の理由などがわかります。 ほかの動物の赤ちゃんと比べて違いを学ぶ、「くらべよう!」のコーナーでは、生まれるまでお母さんのおなかの中にいる期間など、ほかの動物と比べてみるとおもしろいですよ。
(絵本ナビ編集部)
小学校1年生の国語の教科書(下巻)の、「どうぶつの赤ちゃん」(光村図書)「子どもをまもるどうぶつたち」(東京書籍)に登場する動物たちをとりあげたシリーズ。生まれてからひとり立ちするまでを写真とストーリーで構成。教科書にも多く取り上げられている詩人の木坂涼さんによる文章は、いきいきと動物の赤ちゃんたちの生きる姿を伝えます。イラストページでは、くわしいデータや生態を紹介。写真で見せにくいことがらもイラストで解説します。生まれてくるときの育ちの状態の違いや、成長のスピードの違いなど、各巻を比べることで、より深く動物たちを理解することができます。巻末の「くらべよう!」ページは、授業でそのまま使える、書き込み式のワークシートです。 3巻目、「シマウマ」では、出産シーンをじっくり見せ、生まれてすぐ立ち上がることができる赤ちゃんが、どんな風に成長していくかを紹介します。
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