『コロナ禍での新しい学び−学びの保障を考える』
今年は昨年度末から年度当初にかけて、コロナ・ウイルス流行のために臨時休校となり、学校に子どもたちが来られないという前代未聞の教育の危機に見舞われました。この間に小・中・高・大の各現場では、この予期せぬ事態の中で、休校中の児童・生徒・学生のために、登校日を設けての課題指導、自宅学習用YouTube配信、今日の1問クイズ配信、オンライン授業等、子どもたちの学力を保障し、この困難を乗り越えるためのさまざまな取り組みが行われてきました。
このような中で、様々な試みが学びの幅を広げる好機ともなりました。今特集では、長期在宅の中での学び、読書、オンラインコンタクトなど、休校中の試み、またその後のオンラインでの取り組み等を共有し、休校中に子どもたちが失ったものと得たもの、対面授業と比較したオンライン授業の特質、メリットとデメリット、具体的工夫、ウィルスとの共生と今後の英語教育について考えます。
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