約500の企業を育て「日本資本主義の父」とよばれた男。農家に生まれて、討幕派、幕臣、新政府の役人と立場を変え、 やがて民間の企業人となった男の波乱と冒険に満ちた軌跡を描く歴史青春ストーリー。 第一部「立志篇」では14歳から34歳までの青年期を描き、 第二部「知命篇」では、どのような企業を立ち上げてきたか、渋沢の経営哲学を紹介。 第三部「明治時代の実業家たち」では、渋沢と同時代を生きた実業家たちを評論的に解説。 小説としても、歴史の勉強用としても、両方使える内容になっており、まず渋沢栄一とその時代背景を知るには最適の1冊。 年齢を問わず楽しめますが、特に小学校高学年〜中学生におすすめです。
小前亮歴史小説「新選組戦記」「星の旅人」「西郷隆盛」「真田十勇士」「平家物語」刊行中。
図書館の紹介本コーナーで手にした本です。大河ドラマで語られている渋沢栄一の破天荒な生き方が、空言でなかったことを実感させられる本でした。
政治という表舞台にあまり関与していないからでしょうか、渋沢栄一の名前は知っていても、彼の功績をほとんど知らずにいたのですが、日本産業をこれほどまでに培った人だということに驚きを隠せません。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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