平和とは、わたしたちが何かをしたり、何かをつくったりすることでしょうか。わたしたちが、いつか、どこかで発見できる何かでしょうか。平和は、どんなふうに見えるのでしょうか。どんな匂いで、どんな味がして、どんなふうに感じることができるのでしょうか。
図書館の「平和を考える」というテーマの特別コーナーで見つけました。
「平和は古い昔のことなのですか?」「近くにあるのですか?」「一人のためにあるのですか?」「静かですか?」「買うことはできますか?」というように、作者が次々と語りかけます。そして、きれいでユーモアもあるイラストが添えられています。
直接的な答えを示すのではなく、読者に考えさせるというもの。この絵本を読みながら、「平和」というのは、一人一人が何度も問い直さなければいけないことなのではないかと思いました。
(クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子15歳、男の子12歳)
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