「とおいまちのこと きかせて」とおい町からきた女の子の話に、みんな耳をかたむけます。あの町へ、みんないしょにいけたらと、強く願ったその夜……。たかどのほうこ・ちばちかこ 姉妹で初めて贈る、幻想的な美しい絵本です。
たかどのほうこさんの、「つんつくせんせい」シリーズ、「まあちゃんのながいかみ」が大好きなので、選んだ絵本です。妹のちばちかこさんが絵を担当していらっしゃる姉妹の絵本だと知りました。面白い明るい感じのものを頭に描いていたのですが、表紙からはそんな感じはしなかったのですが、とても優しい女の子の繊細な気持ちが表現されててよかったです。今まで自分の住んでいた町をみんなと気球に乗って訪れた喜びで女の子の心には、もう寂しくなんかはなくてよい思い出が残って寂しくなった時にもその思い出が癒してくれると思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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