海にすむ「なんじゃこりゃ!」な生き物たちを紹介する新シリーズ・「海のナンジャコリャーズ」。 第一弾は海の森「藻場(もば)」にすむ「われから」。果たして,ナゾだらけのその正体とは……!?
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2010年に小さな絵本として自費出版し,またたく間に売れてしまった幻の絵本『われから』。 今回の出版にあたり,サイズを原画に合わせて大きくし,本文の改訂を重ね,情報満載の8つの「ふろく」を加えたりと,大きくバージョアップしました。
不思議あふれる「なんじゃこりゃ!」な海の世界,あなたものぞいてみませんか?
2019年刊行。海の藻場に棲む、エビやカニの仲間「われから」の日常と、種類、採取や観察の方法、見分け方などを教えてくれる科学絵本。
この絵本で初めて「われから」という生き物がいることを知った。
それも結構種類が多くて、最初のページにいろんなかっこうのわれからの絵があって、大きさと筆者の個人的な思い入れやよく見られる場所などのコメントが書いてあった。宇宙人みたいだと思った。
昔、読んだ漫画で「寄生獣」という作品があったが、あれに出てくるミギーという生き物にも似ている。(久しぶりに思い出して、再読したくなった)
至って平和な生き物らしく、ひょうきんに踊っているように描かれている。面白かったので、インターネットで動画を検索してみてみたけど、やっぱり踊っているみたいに見えた。
魚に襲われたりして、結構大変なのだが、何故か楽しそうに見える。ちゃんとオスとメスがいて、子どもを産んで増える。子育てもする。家庭的。
海藻などについているらしいので、海辺の人は実際に見に行くと楽しいと思う。小さいから気を付けて観察してください。
世の中にはまだ知らない生き物がたくさんいるのだなあ。 (渡”邉恵’里’さん 40代・その他の方 )
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