♪らんらん ねこねこ らんらん ねこねこ おべんと もって えんそくだ! わお!♪ 童謡「いとまき」の節で歌って読める絵本です。 「いーとーまきまき、いーとーまきまき」のあの曲ですよ!
主役はかわいい、かわいい12匹の子ねこたち。 朝からおいしそうな食べ物をお父さんとお母さんがいーっぱい準備してくれて、12のリュックにおにぎりや水筒、果物をそれぞれ入れて。 「しゅっぱーつ。いってきまーす」と、とことこ歩いて出かけます。
空にはお日さまがかがやき、いいお天気。 12匹の子ねこたちは、助け合いながら一本橋を恐る恐る渡り、小さな川を飛び越え、どんどん歩いて、ついにお山のてっぺんへ到着! すると向こうから、「やっほー がおー」と声が聞こえてきて……。
♪まてまて ねこさん まてまて ねこさん いっしょに おべんと たべようよ♪ 姿を現したのはだーれだ? 新しい友だちに出会うのもドキドキ、わくわく。うれしい、楽しい! 12匹の子ねこたちの笑顔あふれる、読み聞かせにぴったりの絵本です。
白ねこ、虎ねこ、黒ねこ、三毛ねこ……いろんな模様の子ねこたちが、そりゃあもう楽しそうに遊ぶ様子に、眺めるだけで幸せな気持ちになっちゃいます。 よーく見ると、しっかり者にのんびりや、やんちゃな子にやさしい子と、いろいろいるみたい。 子ねこたちのキャラクターを想像しながら読んでくださいね。
作者は『おかあさんがおかあさんになった日』(童心社)で産経児童出版文化賞、『せとうちたいこさん デパートいきタイ』(童心社)で日本絵本賞を受賞した、長野ヒデ子さん。 チャーミングであたたかい線は、ずっと変わりません。 幸福感いっぱいの長野さんの作品の虜になったら、絵本も紙芝居もたくさん描かれているので、ぜひいろいろ見てみてくださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
12匹の子猫が遠足に出かけました。子猫たちは、「いとまきまき」の替え歌を歌いながら丸木橋を渡ったり、山に登ったり。途中で出会ったお友達と遊んで、いっしょにお弁当を食べて、遠足は、ワクワク、ドキドキ、うれしい、たのしい!
表紙にもあるように
こねこが12ひきでてきます。
よく見ると少しずつ柄が違っていて、
かぶっていないんですよ。
遠足に子供だけ行って、
川の上の丸太を渡ったり、山を乗り越えたり
なかなか立派な道のりです。
遠足はみんな大好きですよね。
それはこねこもくまも一緒でした。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子14歳)
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