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だっこらっこ

せんせい・40代・愛知県、女の子10歳

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だっこらっこさんの声

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自信を持っておすすめしたい 【再投稿】なるほど、君のあたまの中は、そんな感じか。  投稿日:2024/12/23
一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション
一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション 選: 鹿島和夫
絵: ヨシタケシンスケ

出版社: 理論社
「こんなことを言ったら、変って思われないだろうか」「こんな話をしたら、大人に「そんな話をするんじゃない」って批判されるんじゃないか」。
そんな、余計な思考をとっぱらった、子供たちの「素」に近い言葉が並んでいて、痛快です。
文章に書き起こしている時点で既に、「全くの素」とは違うでしょうけど、一人一人の頭の中をのぞくような気分にされられます。

とあることが起こった湯船で、お父さんが(たぶん、状況を知らずに)顔を洗った、という話が印象的。
なぜに、君はそれをここで発表したのだ?という突っ込みは今だからできることでしょう。
その時は、ただただ、先生に聞いてもらいたかっただけなんだものね。
これを読んだ時の、先生の頭の中ものぞきたい。
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なかなかよいと思う ちょっと難しめだけど、かわいい  投稿日:2024/12/23
どうぶつおりがみ 森のどうぶつとなかまたち おえかきでしあげる
どうぶつおりがみ 森のどうぶつとなかまたち おえかきでしあげる 著: たかはし なな
出版社: 理論社
このレシピ本からリスなどの動物の折り方を参考にし、秋の室内飾りに使いました。
子どもたちの作った展示物を、補完的にこれらの折り紙で飾ったら他の先生にも評判が良かったです。

作った折り紙の出典として、この本を紹介しましたが子供たちには本への反応はなかったのが残念です。
とてもかわいい出来になるし、内容が悪いわけではないと思うけれど、折る回数が多くてちょっと難しいのかもしれません。
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なかなかよいと思う 家族愛の話  投稿日:2024/12/23
まほうのよるに はじめてサンタのそりをひいたトナカイのおはなし
まほうのよるに はじめてサンタのそりをひいたトナカイのおはなし 作: マット・タバレス
訳: 前沢 明枝

出版社: 世界文化社
美しい挿絵1ページ1ぺージがまるで絵画作品のよう。
挿絵を見るだけでも、なんとも豊かな気持ちにさせられます。サンタクロースの話ではありますが、中学生以上でも十分その美しさを感じ取れるのではないでしょうか。

クリスマス、サンタ、トナカイとくれば大体が、サンタがメインのストーリーが多いですが、今回はトナカイにスポットが当たっている珍しいストーリー。

なぜ、サンタクロースはトナカイのそりに乗っているのでしょうか?
そんな問いかけを子供たちにしてから、読み始めるのもいいかもしれません。
このお話も作者のイマジネーションから生れたものなので、トナカイひとつとっても自由に想像して良い、ということが伝わります。
どんなふうに想像力をはぐくむか、子供たちのそのような面を引き出せそうなストーリーです。
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なかなかよいと思う ウクライナでも、おしくらまんじゅう  投稿日:2024/12/23
ウクライナ民話 てぶくろ
ウクライナ民話 てぶくろ 作: ジャン・ブレット
訳: 岡田 好惠

出版社: 岩崎書店
国語で世界の民話をテーマにした資料を集めている時に、この紙芝居もリストに入れました。

次々に、動物たちがやってきて、落ちている手袋の中に入ってこようとする。
日本の子供のあそびに「おしくらまんじゅう おされてなくな」がありますが、遠くウクライナでも同じようなことが起きていたのだな〜と面白く感じました。

派手なインパクトはないけれど、冬の厳しい寒さや動物たちの愛らしさが印象に残ります。
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なかなかよいと思う 王さまの猜疑心がこわい  投稿日:2024/12/23
王さまと九人のきょうだい
王さまと九人のきょうだい 訳: 君島 久子
絵: 赤羽 末吉

出版社: 岩波書店
お話としては、面白いです。
9人のきょうだいたちが、それぞれの強みを生かして王さまと対峙していく。
でも、最初は「倒れた柱を直してくれたら、褒美をとらす」と言っていたのに、直してもらったことへの感謝どころか、どんどん猜疑心に支配されていく王さまの様子がすさまじい。
そんなに?!と、途中から、狂気のストーリーにおぞましささえ感じました。
力のある者の限界とは、こういうものか、とつくづく感じます。


1ページの文章も、全体量も多いので一気に読み聞かせするには向かないと思います。
ブックトーク的に紹介するか、何回かに分けて読むのが良さそう。
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よいと思わない 読み聞かせには、難しい作品  投稿日:2024/12/23
3びきのくま
3びきのくま 作: L・N・トルストイ
絵: バスネツォフ
訳: 小笠原 豊樹

出版社: 福音館書店
表紙の緑色や、挿絵のテイストがレトロで味がありますが…。
お話としての面白さを、読み聞かせで表現するには相当の技術やその場の空気が必要な作品。

海外の民話をテーマにしたものを探していたので、テーマには合っていたけれど。
文章が冗長な上に展開が読めてしまう繰り返しなので、読んでいるこちらも退屈してしまって、それが子供たちにも伝わってしまった感がありました。

それに、主人公の女の子がくまの家でやりたい放題やって最後は逃げ切る話なので、くま側の被害者感が際立ちます。
これを、子供に、どう解説しろと…?
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なかなかよいと思う 本好きな子に教えたい  投稿日:2024/12/10
きみが、この本、読んだなら とまどう放課後 編
きみが、この本、読んだなら とまどう放課後 編 著: 工藤 純子 森川成美 松本 聰美 高田 由紀子
出版社: さ・え・ら書房
小6が主人公のオムニバス形式の短編集。
小学生が主人公だけど、中学生でも楽しめそうな内容です。

本好きで色々なジャンルに手を出したいと思うけれど、どっち方面に行こうかな?と迷っている子がいたら、紹介してあげたい作品です。

一方で、あくまで本を読み慣れている子に向けた内容だともいえます。作中で紹介されいている元ネタ本を全く知らないと「なんのこっちゃ」で終わってしまいそう。
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自信を持っておすすめしたい 挿絵が美しい。  投稿日:2024/12/10
クラシック・ムーミン絵本 ムーミン谷のクリスマス
クラシック・ムーミン絵本 ムーミン谷のクリスマス 原作: トーベ・ヤンソン
文: アレックス・ハリディ セシリア・ダヴィッドソン
絵: フィリッパ・ヴィードルンド
訳: オスターグレン 晴子

出版社: 徳間書店
「絵本」と銘打っているので、もちろん子供たちにも読んでもらいたいですが、これは大人でも楽しめる本。
大人っぽい装丁なので、中学生などにも抵抗なく手に取ってもらえそう。
何しろ、丁寧に作られたということが伝わってくる。
文字の大きさや全体的なバランスも、読みやすいのに読みごたえもしっかりある。
美しいイラスト(版画も使われているようですが)がとても良いです。

内容は私は小学生の頃に、文庫で読んだような記憶が。
文庫だと文字がびっしりで、暗い色調のイラストが入っているので今の子供たちには手に取りにくいのかなと思います。

「クリスマス」ってなに?それって、なんか怖いもんなの?と右往左往するムーミンたちが、気の毒ながら、かわいいです。
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なかなかよいと思う どうして、いしをペットに?  投稿日:2024/12/10
わたしの ペットは まんまるいし
わたしの ペットは まんまるいし 作: スティーブン W. マーティン
絵: サマンサ・コッテリル
訳: 久保 陽子

出版社: ポプラ社
低学年に読み聞かせしている間中、こどもたちの顔には「?」の文字が浮かんでいました。
これはいったい何の話なんだ?と。
「変わったこども」の話なのか?と。

オチを知って「あ〜〜、なーんだそういうことか!」と合点がいく空気がぱっと伝わって来て、面白かったです。
大声で「そういうことか!」と叫んでいる男子もいました。

最初は自分の望んだものと違う状態が生じても、とりあえずいったん受け入れてみるというのは、一つの才能や技術といえるかもしれません。
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なかなかよいと思う スピード感が大事。  投稿日:2024/12/10
ねずみくんとゆきだるま
ねずみくんとゆきだるま 作: なかえ よしを
絵: 上野 紀子

出版社: ポプラ社
メインの読み聞かせにするにはあまりに簡単で短すぎる作品です。そして、ただ、文字を追うだけでは全然面白さが伝わらない内容だな〜と思いました。
全体に、ちょっと早口気味にしつつ、「わー!」「ごろごろごろ!」と擬音を適宜織り交ぜつつ、スピード感重視で緩急つけて読みました。
ねずみくんがどんどん滑ったり転がっていくシーンで、子供たちも盛り上がっていました。

冬の本として、楽しい作品です。



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