ある日、ひとりぼっちのねずみくんが、はくさいぼうやにであった。「わーい、ぼく、いま、うまれたよ! ぼくのともだちになってくれる?」――はくさいぼうやがはなしてくれたおひさまのひかり、かぜのにおい……。はなしをきくたび、ねずみくんは、むねがほっこりした。もう、ちっともさびしくなかった――。
ひとりぼっちのねずみくんが、ともだちになったのは、はくさいぼうや。そのやりとりに、ほっこりと温かい気持ちになります。とはいえ、白菜は動物とはちがっていて……、なんとも切ない展開です。でも、明るいラストでほっとしました。絵もかわいいです。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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