この本は、 著者がグリーフケアの活動をするきっかけとなった出来事を 「STORY(絵本調の物語)」として最初と最後に掲載し、 その間(p.20-117)に、みなさんからお寄せいただいた 「大切な人(ときには動物)がのこしてくれたもの」を テーマとした34のエピソードをイラストや写真と共に掲載しています。
この本は、自分でも気づいていなかった悲しみに寄り添ってくれました。
最初から最後まで涙が止まらなくて…
でも、悲しいだけじゃない、救いのある本です。
「自分は関係ない」と思うかもしれませんが、もしかしたら、この本に書かれているのは、私たちの近くの誰かが感じている気持ちかもしれません。
知っている、と、理解できる、は違うかもしれないけど、知っていることで救われるものがあることを、この本から教えてもらった気がします。
小さな子には、内容的には少し難しいかもしれないけれど、326さんの可愛いイラストと優しい言葉添えられているので、触れやすいと思います。
「グリーフケア」を知らなかった人も、この本に出会って知ってもらいたいです。 (じまみーさん 30代・ママ 女の子11歳、男の子8歳、女の子3歳、男の子1歳)
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