近年、幼少期から正しい性の知識を身につけることの大切さを医師や専門家たちが啓蒙し、徐々に子どもを持つ親たちが「性教育」に関心を持ち始めています。幼いころから自分の「からだ」を知ること、また「プライベートパーツ(口や胸、性器)」を理解し、自分も他人も大切な存在だということを認識することが大切です。著者の遠見才希子医師が自身のお子さんとのエピソードを交え、からだの大切さだけではなく、一人ひとりが大切な存在ということを伝える”いちばん最初に読む「からだ」と「性」の絵本”です。
ライトなかわいいイラストが、「自分を守る為の」大切なことを教えてくれます。こういった本はあまり仰々しいと逆に子どもが性教育を特別なものと感じてしまいます。いつもの絵本と同じ感覚で読むことで、知識を当たり前のものとして身に付けていく、そういう取り入れ方が我が家には合っていました。トイレやマナーの絵本などと同じように性教育の本が当たり前のものとして根付いてほしいと感じました。 (ouchijikanさん 40代・ママ )
|