しあわせの王子の像のもとに、一羽のつばめがやってきました。王子はつばめに貧しい人たちに自分の宝石をあげてくれと頼みます。
ある町に『しあわせの王子』という、目にはサファイア・剣の先にはルビーが埋め込まれた美しい像が建っていました。
しあわせの王子の像は町の高台に建っていたので町中の事が見渡せました。
貧しい人や病気で苦しんでいる子供の姿も見えるのですが、像なので動くことも出来ず何もしてあげられず泣くことしかできなかったのです。
群からはぐれた1羽のツバメが、王子の目となり、足となって町人達を助けるのですが、ツバメ自身も早く南へ向かわないといけないのに王子のために尽くす姿がとても印象に残りました。
人を思いやる心のすばらしさを感じました。また、自分の身を犠牲にしてまで人に尽くすすばらしさが胸を打ちました。
是非たくさんの人に読んでほしいです。 (たまっこママさん 40代・ママ 女の子14歳、女の子12歳、女の子7歳)
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