電気やガスが整備されていなかった時代、昔の人はどうやってくらし、食事をつくっていたのでしょう。この本では、昭和時代初期の農家の生活を中心に、1年の農作業や行事、食べ物と地域の自然との関わり、料理に使われてきた道具などを紹介します。さらに今と昔の道具を比較し、すり鉢とすりこぎ、おろし器、蒸し器、すしおけについて、その原理、使い方の基本、その道具を使う料理(郷土料理から今どきの料理まで)を取り上げます。実際につくってみることで、昔の生活の中に、SDGsをすすめるための手がかりもあることがわかってきます。
昔のものといえば昔のものですが、今でも使う人はいる・・・と思うような道具も結構紹介されています。
そして紹介される料理も、懐かしい、でも今でもお店でご当地料理として食べられそうな、美味しそうな郷土料理ばかりです。
その郷土料理を昔の道具を使っている様子を交えながら紹介しているので、実物は見られないけれど、感じ取ってもらえたらいいなと思います。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子11歳)
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