作 くすのきしげのり × 絵 のし さやか
“「どうしよう!?」でそだちます” いつもうっかりしてしまうわたしと、しっかり者のえみちゃんは、 登校も一緒で席も隣の仲良し同士。 忘れ物をしたときは、いつもえみちゃんが助けてくれる。 国語の教科書を忘れてしまった日、 いつものようにえみちゃんを頼ろうとしたら、 なんだかえみちゃんの様子がおかしくて??。
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学校がもっとすきになるシリーズ 2022 全3作同時刊行! 『3かいなかしたろか』 『わたし、わすれものがおおいです。』 『いち・にの・さんかんび』
勉強が好き。スポーツが好き。絵が好き。音楽が好き。 子どもたちは学校で、たくさんの好きなことを見つけます。 好きという気持ちから、個性的な未来が始まります。 でも、どの「好き」だって 最初は「学校が好き」という気持ちから始まるのだと思うのです。 東洋館出版社の「学校がもっとすきになるシリーズ」では、 子どもたちに学校という場の魅力を伝えていきます。
今回刊行する3冊は、どれも学校生活の中でのささいなハプニングが舞台。 子どもたちが成長し、信頼を深め合っていくのに 大きな事件は必要ありません。 ちょっとしたことがきっかけで変化が生まれていく様子に、 読んだ子どもたちそれぞれの日常が重なっていく、 そんな作品をお届けします。
忘れ物が多い、という絵本作品は時々ありますが、この本では、「忘れた時にどうするか」というのを考える内容になっています。
先生もお友達も忘れ物をした子をとがめるのではなく、どうすればいいかというのを考えさせ、それを受け入れるという雰囲気。
実際の学校現場でこんな風になっているのかは定かではありませんが、自分の失敗を振り返り、カバーする力をつけさせていく、また忘れ物をしない工夫を自分で考えさせるという姿勢は、なかなかいいなと思いました。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子10歳)
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