絵本作家ブリッグズが描いた両親の伝記絵本
本書は絵本作家ブリッグズの両親の半生を描いた絵本です。牛乳配達の父と母の結婚に始まり、息子の誕生、第2次世界大戦中の苦難…と、激動の20世紀を生きた庶民の歴史を、暖かなまなざしで描いた感動の物語です。
レイモンド・ブリッグズの両親のお話です。
ブリッグズの小さなコマ割りは、どちらかというと苦手なのですが、全ページを通しての凝縮感に吸い込まれてしまいました。
あの第2次世界大戦を乗り越えた親の暮らしは、決してラブロマンスではありませんでした。
でも、日常生活のゴタゴタの中でとても微笑ましい結びつきが、ブリッグズから見た両親への愛も感じさせました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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