トイレ、トイレ。
「ぷーーー」
おなら、でた。小さいおならから、大きいおならまで。あまりに見事なおならだと、おなら王国の王様がやってきてお礼を言う。そして、男の子はおなら王国に招待される。
そこでは、「ぷっ」とおならっぱでお出迎えされ、「ぶーどうかい」で「ダンスーー」をし、出てくるごちそうは「ぶーどうジュース」「てんぷーら」に「プーリン」。まちの中も「ブーツ」に「ぶーんぼうぐ」「プードル」と、何からなにまでおならの音がなっている。さすがおなら王国! 一番大きな山を見ようと、「ヘリコプーター」に乗ればそこに見えたのは……?
言うまでもなく、この絵本は思いっきり声にだして楽しむ絵本。だって、りっぱなおならがどんな音だと思うのか、人によって違うかもしれないでしょ? そう思うと読む時に力も入るもの。
「ぷーーー」「ぷっ」「ぶ」「ぶーーーーい」「スー」
……おならって、なんでこんなに可笑しいのでしょう。力が抜けてきます。作者はとことん明るい作品が魅力の丸山誠司さん。「おなら絵本」と相性ばっちりなのは当然なのでス――、よね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
男の子がトイレでおならをしていたら、おなら王国の王様がやってきて、「すばらしいおならを聞かせてくれたから、お礼におなら王国へ招待しよう」といったんだ。おなら王国では、“ぶ〜”とうかいでダン“ス〜”をしたり、“プ〜”リンを食べたり、“ぶ〜”どうジュースを飲んだり、ドライ“ブ〜”をしたり……。何から何までおならでいっぱい。声に出して読んで、みんなで楽しめる絵本です。
おなら 誰でもおならしますよね!
大人も 子供も 美人の女の人も 誰だっておならはするもんなんです
ちょっとくさいのは 苦手ですが 大きな音で ぷ〜〜とでれば あんまりにおいしませんからね
音のないおならは くさい!
このお話読んだら 子供たちは大喜びしますよね
トイレで大きなおならをしていた男の子のところに現れた
おならおうこくの 王様につれてもらい おならおうこくへ
おならおおこくは なんでも かんでも おならの音で
ぶーんぼうぐ 100円ショップー ブ〜ツがほしいわ
こんなおならおうこくは 笑いがいっぱい 怒る人もいないんでは??
おならやまも おしりのかたち 記念写真を 王様と女王様と愛犬の ブ〜ルドッグも一緒に
そんな時ブ〜ルドックがにげておっかけた 男の子は
お家のトイレに帰れました
とにかく面白いお話に 笑えました (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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