与那国島の民謡を元にした与那国語による創作物語。与那国語の朗読音声と詳しいことばの解説付き。 おなかをすかせた子どもたちのために、ディラブディはたいまつを、ウデャマとイサは銛を持って、アブヒッティ浜に魚をとりに行きました。イラブタイユ、ミサダイユ、ミーバイ、カタカシン…ウブダヌ浜に上がって突いた魚を数えると、360匹! 家族みんなでおなかいっぱい食べました。総ルビ。
企画・制作 言語復興の港…「言語復興の港」は、消滅危機言語の継承保存をしながら、そのしくみをつくっていくプロジェクトです。地域言語の研究者、作家、デザイナーなどの人的リソース、ことばを楽しみながら学べる地域言語コンテンツ、これらの制作と利用の経験を地域言語コミュニティと共有し、地域言語コミュニティがじぶんたちで地域言語を残すことができるようなしくみを目指しています。
沖縄県の八重山諸島にある与那国島に伝わる民謡が元になったお話です。
島言葉(与那国語)と英語も併記されています。
使われなくなっている独特な言葉を大事にして、触れる機会を作ろうという思いが感じられて感激しました。
綺麗な色の海もとても素敵です。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
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