最新作 描き下ろしミニ絵本(8ページ)収録 人気絵本作家・町田尚子、待望の画集刊行!
町田尚子は、いま注目の人気絵本作家です。緻密な描写、大胆な構図をもつ作品で、絵本の中に奥行きのある世界を描き上げてきました。京極夏彦とタッグを組んだ怪談えほん『いるの いないの』をはじめ、話題の作品を次々と発表し、高い評価を受けています。
そんな町田の座右の銘は、「隙あらば猫」。童話や遠野物語など、一見、猫とは関係のない様々な物語の中でも、よく見ると、脇役として猫を登場させています。近年では、猫が登場する絵本を多数描き、その繊細な筆づかいで見る人を驚かせてきました。絵本の中に描かれた猫たちは、毛並みから仕草まで緻密に表現され、猫と共に暮らす彼女の観察眼の鋭さ、そして猫を慈しむ眼差しが感じられます。
本書では、デビュー作から最新作までの絵本の絵、装画、オリジナルの絵の仕事を収録します!
● 最新著者インタビュー収録 ● ブックデザイン 大島依提亜
【展覧会情報】 大規模回顧展「隙あらば猫 町田尚子の絵本原画展」 喜多方市美術館 2022年6月19日(日)〜8月16日(火) 尾道市立美術館 2022年9月10日(土)〜11月6日(日) 以降も巡回予定
町田尚子さんの画集です。
前半は絵本で使われている作品ばかりです。
本がコンパクトなので、絵本で感じた絵のインパクトには及ばないのですが、絵本選びの導入になるかも知れません。町田作品を追いかけてきたので未読本はなかったのですが、凝縮された空間を楽しみました。
後半のタブロー、装画・挿絵には、書籍を読んでも見逃しそうな絵のすくい上げで、絵本とは違う魅力を感じました。
願わくば、大型サイズで再版されると嬉しい本です。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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