知らない人にはついていかない! 知ってはいるけど、ほんとうに声をかけられたら、なんて言って断ればいいんだろう。 道を渡るには、右左を確認! だけど、それだけでほんとに安全なのかな。
大人が気をつけ、見守っていても、子どもの生活には、見えない危険がひそんでいます。 今日も元気に学校へ通い、友だちといっしょに公園であそび、お手伝いで買い物や、留守番だってする。そんな日常を、おとなと子どもで、いっしょに守るために!
いつ巻き込まれてもおかしくない事故や事件、災害の危険について知り、それらから身を守るための方法を学ぶことができる、「危険から脱出せよ! こどもサバイバル」シリーズ。 子どもの生活のなかにひそむ様々な危険をとりあつかった本シリーズにおいて、最初の一冊である本書が担うテーマは、『防犯』や『交通安全』。ふだんの生活のなかで巻き込まれるかもしれない、身近な場所にある危険です。
知らない人についていったらいけないのはわかっているけど、「ケガしているから助けて」っていわれたら、どうする? ふだん何気なく使っているエレベーターの、安全な乗り方って? 人がいっぱいいるショッピングモールにも、じつは危ない場所がある!?
子どもの防犯や交通ルールとしてよく耳にするものから、おとなでも読んでみて初めて「いわれてみれば!」とその危険について思いあたるようなことまで、さまざまな危険が、カラフルなイラストでわかりやすく解説されています。
また、防犯グッズの点検の仕方から、いざというときのためにすばやく使うための身につけ方。インターネットのトラブルに巻き込まれた際に助けてくれる、さまざまな相談窓口。あそんでいる最中におったケガの応急処置などなど──
危険を避けるためにどんな準備や心がけが必要で、じっさい危険にあったときにはどう行動するべきなのか、その対策がかなり具体的に記されています。
子どもだけでなく、おとなもいっしょに読んで意見を交わしながら、じっさいの生活に合った自分たちのためのルールづくりをすることで、100%にも120%にも威力を発揮するのが本書です。ぜひ、親子で身近な生活の安全について、見直してみてください。
子どもたちが自分たちで考えながら、あそび、学び、生活していく。その自立のための一歩を、安心してふみだすための必読書!
(堀井拓馬 小説家)
*図書館用特別堅牢製本図書
子どもたちは、さまざまな危険に囲まれて生活しています。 おとながどんなに気をつけていても、犯罪や事故、外出先での事件、 地震や集中豪雨といった自然災害など、 子どもが巻き込まれてしまうケースは後をたちません。
このシリーズでは、こうした生活の中で遭遇する危険について、 読者に改めて意識してもらうとともに、 危険から身を守り、自らの力で生き抜くための 「脱出アクション」を紹介しています。
脱出アクションは 【話そう/家の人とあらかじめ考えたり、話しあったりするアクション】 【そなえる/危険にそなえるアクション】 【回避/「話そう」「そなえる」をしていても巻き込まれてしまった場合のアクション】 の3つの項目に分けて紹介し、 他にも様々な危険から身を守るために知っておきたい「エクストラアクション」も掲載しています。
1巻では「身近な危険」として、留守番や登下校、交通機関や近くで遊んでいるときに子どもが遭遇しやすい危険について、事前に備えて置くべきことや、巻き込まれてしまったときの対処方法などをご紹介します。
<セット内容> 危険から脱出せよ! こどもサバイバル シリーズ(全3巻)
1)身近な危険 →留守番ルール・登下校にひそむ危険・あそび場や外出先で困ったら 2)レジャー →山登りやハイキングでの行動・海と川のちがいについて 無人島で行きぬくには 3)災害 →防災家族会議・地震や風水害へのそなえと避難 ピンチのときに役立つウラワザ
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