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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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あか あお ふたりで

あか あお ふたりで

  • 絵本
作・絵: U.G.サトー
出版社: 福音館書店
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作品情報

発行日: 2007年04月

【絵本ナビ×福音館】福音館の絵本とグッズ、そろってます

出版社からの紹介

赤と青の色鉛筆が走り出すと、赤と青の2本の線が、くねりながら、はねまわりながら、一筆描きで様々な形を作っていきます。雲や波になったり、鳥、イルカ、ペンギンなどいろいろな動物になったり……。やがて森の木々になり、森がぐんぐん深くなると、まっ黒の闇を背景に、コウモリ、ミミズクの姿へと、赤と青、2本の線の旅は続きます。版画・ポスター・立体等で活躍するU.G.サトーの絵本。

ベストレビュー

一筆書きのなせる業、すごいです!

これほどのセンスの良い絵本をみたことがない!って
言うくらいの絵本でした。
グラフィックデザインの真髄を見せ付けられたっていう感じです。

“あか”色と“あお”色が散歩に行くのですが、時には
交差しながら、空へ海へ陸へ...と範囲を広げ、
雲→鳥→かもめ→いるか.....と形を変えて行くのです。

まるで2色によるマジックのようで、ページをめくる度に
魅せられます。
また、絵のはずなのに、空の広大さ躍動感すら感じさせられ、
ただただ、すご〜い!と感嘆するばかりでした。

この絵本は、未就園児の読み聞かせにもとても適していると
思います。というのも、必要最低限の文しかないんです。
却って、その多くを語らないところがこの絵本を最高にしている
と思います。

幼稚園児の息子も、次々と形を変えていく、2色の創造物に
目を見張ってました。一筆書きのなせる業です。

子供本人が好むかどうかは別として、こういう芸術やその遊び心に
身軽な絵本という手段を通して触れさせるのも、芸術を楽しむ目を
養う機会になり大切かなと思います。

とってもお薦めです。是非、読んでみてください。

U.G.サトー(佐藤雄治)さんの世界にはまりそうです。
(汐見台3丁目さん 40代・ママ 男の子4歳)

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