1902年に発表され大人気を博し、現代に至るまで世界中で映像化や舞台化され読み継がれているホラーの傑作短編「猿の手」(ジェイコブズ)と、隠れたファンタジー・ホラーの名作短編「不思議な下宿人」(カットナー)と「魔法の店」(ウェルズ)の3編を収録。 ファンタジーの名手、富安陽子氏の生き生きとした語り口と、アンマサコ氏のイメージ豊かな幻想的な絵が、わくわくするホラー・ファンタジーの世界に誘います。 誰の心にもあるちょっとした欲望や好奇心が招いた恐ろしくて不思議な物語が、時代をこえて鮮やかに蘇ります! ★シリーズ紹介 第一線で活躍する児童文学作家が再話し、ホラーの名作に新たな命を吹き込む「ホラー・クリッパー」シリーズは、読書好きの子どもたちはもちろん、苦手な子も夢中になるラインナップです。 くっきりしたストーリー展開で、想像力を刺激するイメージ豊かな作品を厳選し、時代をこえた本物の怖さとおもしろさを届けます。 5年生以上の漢字に総ルビ、わかりやすい脚注、巻末に作者解説が入ります。
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