「高校入試の長文問題にうまく対応できない生徒が多い」という声を耳にします。 これは、まとまった英文を読み通す指導の課題です。 文法や構文に留意しつつ、一つひとつの文を正確に理解させていく指導は授業中に可能です。 しかし、長いstoryは教科書でも、本課の外に、例えば、For Readingというような名称で取り上げられていますが、 時間的制約などからプラスアルファ的位置づけになっていることが多いようです。 高校では、課程がいくつも分かれていて、普通科では単位数も多いことから多様な指導がなされているようです。 大学の一般教養課程でも同様な傾向が見られます。 この号では表題のテーマで、多読などを含めた読み通す力の指導について実践を交流します。
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