日本全国に伝わる言い伝えや迷信を徹底的に収集、項目ごとに分類。散発的になっていた民俗学の知識を集め、その俗信が「伝わる内容、伝わる場所」を記し、類型の話順に並べ整理する。第一弾となる本書には、動物、海の生物、虫などの生物に関連する俗信を約2800話収録。解説・常光徹
◆ウサギの尻の穴は毎年増える(広島) ◆火事の前にネズミは逃げ出す(全国) ◆山で弁当を食べた箸は折って捨てぬと、キツネに化かされる(福島・群馬・長野) ◆ツバメが巣をかける家は、縁起がよい(千葉・新潟・愛媛 他) ◆ウマの屁を笑うと、晴の場で恥をかく(茨城)
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