すべての人が生まれながらにしてもつべき権利について、わかりやすく解説した絵本シリーズ(第1期3巻)。自由や平等を手にするために人びとはどのような行動をとり、どのように闘ってきたのか。各巻テーマにそって、歴史上の重要なできごとや進展のために力を尽くした人びとの活動をとりあげ、その長い闘いと、現在の状況までを伝えます。第3巻では、LGBTQ+の権利をとりあげます。いまでこそLGBTQ+ということばをよく耳にするようになりましたが、ここにいたるまでには、差別や偏見などを乗りこえ、自分らしく生きる権利の獲得のために命がけでとりくんできた人びとの長い道のりがありました。本書は、LGBTQ+とはどのような人のことをいうのか、にはじまり、その歴史をふりかえるとともに、いまもつづく課題についても伝えます。
LGBTQ+の人たちを理解するための入門書でしょうか。
権利を考えるという観点でコンパクトにまとめられているので、どちらかというと客観視して、多角的に現状と権利の差異を解説しているスタイルで、奥行きは感じません。
それでも、いかに疎外された立場にいるかを読み取ることはできました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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