ドイツ語学者・関口存男(1894-1958)が独自の言語観にもとづき、ドイツ語について展開・実践した文法理論(通称・関口文法)を全3巻で紹介し、解釈し、言語研究の発展に寄与する。第1巻の『関口存男の言葉』では、関口の「言語観と人間観」、そして(その「言語観と人間観」にもとづいて展開された)「関口文法」において重要視される「文法現象」を、数多くの著作の中から精選し、関口の「生の言葉」で紹介する。今後、第2巻『関口存男 前置詞辞典と文例集』、第3巻『関口文法の解釈とその発展の可能性』の刊行を予定している。
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