〈激動の昭和時代、落語界を盛り上げた東西の落語家33人を語る〉 〈庶民の娯楽・落語の大転換期に活躍した名人の足跡から昭和の時代をひもとく〉
淡交新書・古典芸能シリーズとして、『昭和の歌舞伎 名優列伝』『昭和の能楽 名人列伝』に列する1冊。大衆を魅了する話芸として江戸時代に成立した落語。落語は上方と江戸で独自の歴史を重ね、近代に至った今日もスタイルのちがう笑いを届けています。本書では、上方と江戸では笑いの質、噺家の立ち位置の違いをよく知る著者のもと、激動の昭和の時代を駆け抜けた東西を代表する噺家を取り上げてそれぞれの生涯と落語の特徴を浮き彫りにしながら構成。そこから、昭和の落語界の全容を見据えます。
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