かわうそのロロくんは、いろんなことができます。でもたった一つ、できないのが、およぐこと。「およげないかわうそなんて」と、お友だちにいわれ、ロロくんがしょげていると…? 「自分だけができない」のは、子どもにとっては一大事。なやんでいる子を勇気づけてくれる、かわいい絵本です。 同じ著者による、好評の絵本『ミミちゃんのねんねタオル』も、合わせてお読みください。
かわうそなのに泳げないロロくん。
泳ぎたい気持ちでいっぱいなんだけど なかなか泳げるようにならない。
そんなときに優しいお姉ちゃんのお手伝いでロロくんに変化がおきます。
ロロくんのお姉ちゃんが無理強いせずに
「ちょっとづつでいいんだよ」と言ってロロくんのペースを大事にしながら
泳ぎを教えていく様子がステキだなあと思いながら読みました。
ただいまスイミングに通って1ヶ月の娘もコーチから
このロロくんのお姉ちゃんのように
「ちょっとづつでいいんだよ。出来るところまで頑張ろうね」と励まされているらしく
娘はすっかり共感した様子で読んでいました。
みんなそれぞれ得意なことと苦手なことが違うのだから
出来ないことだけを指摘して責めるのは良くないというロロくんのお母さんのさりげない言葉もいいですね。
(さえら♪さん 30代・ママ 女の子5歳)
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