公益社団法人全国経理教育協会主催簿記能力検定試験 1級【原価計算・工業簿記】に対応した『公式テキスト』です。 (試験範囲区分表・標準勘定科目表・簿記能力検定試験受験要項 付属)
全経簿記能力検定試験は、文部科学省・日本簿記学会後援の資格試験です。 また、全経簿記上級は合格すると、日商簿記1級と同様に税理士試験の受験資格が与えられる、公的にも価値を認められている資格試験です。
全経簿記1級では、企業全体(大規模株式会社)の運営のための資金調達や、余裕資金の運用などについて学ぶ【商業簿記・会計学】と、製造業(中小規模企業)の製造過程の簿記ならびに原価の意義や概念の理解、製造原価報告書および製造業の財務諸表の作成と原価管理への利用などを学ぶ【原価計算・工業簿記】の両方を学習します。 (全経簿記1級については、【商業簿記・会計学】と【原価計算・工業簿記】は別々に受験することができ、そのどちらかに合格してから1年以内に残りの科目に合格すれば、1級合格証書が交付されます。)
1級【原価計算・工業簿記】の本試験においては、概ね以下のような内容で出題されています。 第1問 工業簿記、原価計算についての知識を問う問題 第2問 仕訳問題 第3問 工業簿記の勘定記入の問題 第4問 製造原価報告書および損益計算書の作成に関わる問題
本書では1級【原価計算・工業簿記】で学習する内容を、試験における重要度を示しつつ、イラストや図表なども用いてわかりやすく説明しています。
※本テキストに準拠した『公式問題集』をご使用いただくと、さらに理解を深め、実力を確実なものにすることができます。本書と併せてご利用下さい。
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